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北京で第22回日中企業合同面接会に参加しました

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昨年は4名を採用

先週土曜日に開催された「第22回日中企業合同面接会」に北京で参加しました。私自身は昨年に続いて2回目の参加です。昨年の面接会を通じては東京本社で2名、中国法人(北京)で2名の新卒者を採用しました。北京・河北省・天津などを中心にした大学の卒業予定者と、一部の既卒者の方たちが毎年大勢来場されました。

1日に60-70人ぐらいとの面接

9時から16時の7時間。周囲にはANAさん、イオンさん、丸紅さんなどのブースも並ぶ中、クララオンラインは決して中国で知名度が高いとは言えませんが、面接が途切れることはほぼ無くずっと面接を続けました。私含めて4名が面接者として参加し、1人あたり5分から10分程度、まずは自己紹介をしていただいたあとに質問をするという形式をとって皆さんのお話しを伺いました。ほぼ全ての人は日本語が大変上手な今年卒業予定の人ですが、中には大学2年生で将来日本のIT業界で働きたいという学生さんにもきていただきましたし、午後になると既卒者(中途採用)の方も多くこられました。

中国も日本と同じように人材紹介のシステムはありますが、皆さんにとっても多くの企業の話しを直接聞いてみたいでしょうし、我々採用する側にとってもできるだけ多くの候補者の方と会うチャンスがあることは貴重です。

とにかく女性が多い。

普段北京で採用をしていても圧倒的に女性の履歴書が多いのですが(20名中1人が男性、というぐらいの比率)、今回も当社のブースに足を運んでいただいた方の9割は女性だった印象。背景には色々とあると思いますが、なんしても女性比率が極めて高いのです。現実的には今や通訳や翻訳の専門家として働くという道(昔は日中で仕事をするときに通訳・翻訳というのは大変な花形だった仕事の時代があったと聞きます)よりは圧倒的に普通に企業の中で働くことのほうが増えてきているわけですが、これからも大きくは変わらないのかもしれません。

今回印象的だったことのいくつかを挙げると、一つは幼少期に日本で過ごした経験がある人たちの数が増えたこと。小学生ぐらいまで日本でした、という方が何人かいらっしゃいました。これは確実世代を経ることに増えるでしょうが、今から15年ぐらい前から徐々に中国人で日本に留学し、そのまま日本で働くという人が増えており、そのとき子どもだった世代が大人になりはじめているということになります。

もう一つは帰国理由。日本に留学していたが帰国した、働いていたが帰国した、という人の帰国理由の100パーセントが「親から帰国するように言われて」「親のことが心配になり」というもの。今までももちろんこのような理由は最も多い状況は変わりませんでしたが、今回は帰国理由の100パーセントでした。私などからすれば「そこまで日本で勉強して、日本語もできるようになり、ちょっともったいないな!」と思うわけですが、一人っ子世代、そして90后(90年代生まれ)の世代の意識を考えるところの一つの重要なポイントではあると思います。

中国と日本に絞る戦略の上で

クララオンラインは2020年までの戦略の中心を中国と日本のクロスボーダー領域にビジネスを絞り、この領域で成長していこうとしています。架け橋になる人材が、営業、コンサルタント、エンジニアなどあらゆる職種で活躍してくれるように、引き続き採用を頑張ります!

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