「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」の最終報告書

「男性」を変えるためのまず第一歩

昨年から議論を続けてきた「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」の最終報告書がまとまり、内閣府のWebサイトで公表されました。

男性の暮らし方・意識の変革に向けた課題と方策~未来を拓く男性の家事・育児等への参画~

この専門調査会は昨年の男女共同参画会議で設置が決定され、私を含めて11名の委員で議論を続けてきました。この専門調査会が設置される前後で乳児用液体ミルクについての報道が増え、さらにこの専門調査会で国としての最初の議論をすることになったこともあり、一度は会議に今まで(専門調査会では)見たことがないぐらいに報道の方が入られるということもありました。

報告書の本文は31ページとコンパクトにまとまっていますのでぜひ全文読んでください。男性の家事・育児の参画状況がどのようになっているのか、共働き世代が既に6割を超えるなどの社会構造変化に直面する中で男性が関わることの必要性が高まっているという背景の整理からはじめ、その意義、施策の対象をどこに絞るのか、課題、取り組みという順番で整理されています。

議論全般は委員の皆さんのご協力で大変ロジカルに進めることができ、「誰を対象に議論するのか(フォーカスを絞る)」「背景・意義・課題・施策のサイクルをどこまで考えるのか」などを早い段階で整理することができました。ともすればこのような会議は発散してそのまま帰ってこないなんてこともなくはないのですが(!)、具体的な施策などの前に議論すべきなのがそもそもの背景と意義だ、ということでこの専門調査会では扱うポイントを絞った分、不慣れな進行役の私でも何とか乗り越えられました。改めて委員の皆さんのご協力、ご理解に大変感謝です。

そしてその具体的な取り組みについては、このあと同じく男女共同参画会議の下におかれている重点方針専門調査会にて施策の議論として進められることになっています。当然、今後の予算要求にも繋がっていきます。

メッセージは3行だ!

ところで、委員を引き受けていただいたファザーリングジャパン理事、コヂカラ・ニッポン代表の川島高之さんからは「国がつくる長い報告書などは民間は誰も読まない。説明するならば3行メッセージ!」というお話しをいただきました。一方で、国が出す報告書のサマリーが3行というわけにはやはりいかないので、最後に個人的にサマライズしようと思います。

もっとも、私のまとめ能力では3行にはなりませんでした…。それでも短くと思い要約するとこうなります。

自民党のPTに

この報告書の最終の取りまとめの会議後、たまたま直後の時間で自民党のPTに呼んでいただき「なぜ男性の家事育児参画が必要なのか」「これを推進する意義は何であるのか」「女性活躍、働き方改革とは切り離せないのはなぜか」という話をしに伺いました。

そのような場を設けていただいたことはとても光栄ですし、まずなにより政権与党が男性の家事育児参画を考えること自体一つ前進です。しかし一方で驚きもありました。例えば、私のようにずっと議論に関わる者にとっては当たり前に知っている(育児休暇の)指数であっても、国会議員の方々の中には触れたこともおありでなければ肌感覚もおありではない数字もあるのだと知りました。即ち、国民に広く、という前に永田町でまず広く、というところにも課題は眠っているわけです。

『男性の意識改革は、女性活躍・働き方改革と表裏一体』。いずれにしてもとにかくこれに尽きます。バラバラの議論、いきなり出てきた話ではなく、男性の働き方、男性の暮らし方、その意識を変えなければ、女性活躍や働き方改革の話も進まないというぐらいに密接な関係です。

男性の育休。取ろうかどうかではなく、取れ。

ところで先日、当社の株主に決算報告に行ったところ、担当者の男性の方がその会社で初めて(設立50年ぐらいの歴史)育児休暇をとられていて、上司の方が代わりにこの報告を受けていただきました。上司の方が育休取得を大変好意的に話されていて、それを聞いて本当に嬉しくなりました。ステキです。自分でも取りたかったな!、という一言がさらに本音を感じました。もちろん、ご本人は前例が無いところを切り開いちゃったのでさらにステキです。

そして今日。当社の男性社員の育児休暇申請書が私のところにまわってきました。最初は「取ろうかどうしようか」なんて眠たいことを言っていたので「取ろうかどうしようかではなく、取れ! 」「育休とってみなきゃわからないことがある!」「パパになるスイッチが育休で入るんだ! そこで学ぶことは将来仕事にも絶対プラスに繋がるぞ!」「少しじゃなくてしっかり取れ!」と言っていたら、きちんと考えたようであります。

働き方、女性活躍。そして男性の意識。日本の社会が変わる一歩です。

追記: 中国のレンタル自転車のタイヤ

昨日の朝まで上海にいて、東京にいったん戻ったあと、今日は朝から北京にいます。

昨日書いた「中国のレンタル自転車(自転車シェアリング)事情」の記事のあとに、ふと、mobikeでもofoでも空気を入れずに使うタイヤの自転車があった気がすると思って北京の街で自転車とニラメッコしていたら、やはり発見しました。逆に、ofoの自転車で空気入れのバルブがあるものも同じく発見しました。

これはmobikeの「穴あきタイヤ」バージョン。泥よけがちょっと曲がってるのはご愛嬌。

mobikeの「穴あきタイヤ」バージョン

これはofoの「ノーパンクタイヤ」バージョン。触ってみると普通の自転車のタイヤと比べて少し硬め。空気を入れるバルブはもちろんありません。mobikeもofoも自転車の種類はいくつかのバージョンがあるので、よくよく見てると楽しいです。

ほんと増えましたね。私が最初に北京のオフィスの前あたりで見つけて写真を撮った記録を探ると昨年の夏なので、半年ちょっとの速度でここまで一気に「社会インフラ」になった気がします。

タイヤになに関心もってんだっていう話ですが…。

中国のレンタル自転車(自転車シェアリング)事情

中国の主要都市で次々と各社が参入しているレンタル自転車。30分1元の料金は電子決済、スマホで空き自転車がどこにあるかわかる、というステキさ。私が普段いることが多い北京では以前から北京市がやっているレンタル自転車(日本の自治体がやっているような感じ。置き場所にきちんと戻すこと前提のサービス。)はありましたが、出てきてしばらくすると廃れては新しい自転車が配備され、を2-3サイクルぐらい繰り返していました。今のモデルがいいのは、エリア内だったらどこに置きおとしてもいいということ。放置自転車で頭を悩ます日本では果たして同じことが出来るかよくわかりませんが、日本でもやりたいという声もチラチラと聞こえてきます。

パンクや空気入れのメンテナンスをしなくてもよい工夫

さて、レンタル自転車が出だしたころには下の写真のように自転車のタイヤがパンクしているものがよく見つけました。ペコペコになっているタイヤのまま走っているのも見たり。

たまにまとめて自転車をトラックの荷台に積んで回収している場面を見ることがあって、そこで空気を入れたりメンテしているんだろうなーと思っていたんですが、ふと昨日見た別の会社の自転車では、いわゆる「穴あきタイヤ」を採用して空気入れやパンクのメンテナンスをしなくてもすむようにしているタイヤを発見。ノーパンクタイヤとは違うので乗り心地は決してよくないでしょうが、どうせ30分や1時間の短い移動なのできっとこれでよし。この改善、いい!(残念ながら時間がなくてこの自転車は写真を撮っただけ。試すことはできませんでした。)

こういう改善サイクルの早さはすごい。日本だとこれを例にすれば「パンクどうする。空気いれどうする。誰がやる。」と考えているうちにサービスが出てくるのに時間がかかってしまうけれど、とりあえず初めてからイロイロと出てきた問題に対処する。このサイクルのほうが、必要な改善を高速回転させれば確実に短時間でいいサービスが出来上がってきます。安全安心とのバランスはあるでしょうけれども、期待値コントロール次第。

電動自転車も出てきている

上海の享骑出行という会社は、電動自転車で同様のサービスを始めています。アプリの上で自転車のバッテリーの残量も見れます。ステキ。

ちなみにofoなどは保証金が99元ですが、この享骑出行は299元。もとの自転車が高いからでしょうね。

なにせ都市部の渋滞はよくなる傾向にはないし、街は比較的平らなので自転車の環境としても悪くない。そのうち放置された自転車が出てきたりメンテナンスをきちんとしない会社が出てきたりと問題が出てくるんでしょうが、そんなことは(良い意味で)織り込み済みで、このサービス改善を高速回転でやりながら本当によいサービスになればいいのだと思います。

航空特殊無線技士

飛行機好きです。その歴史は、小学校2年生のときにアエロフロートのイリューシン62に乗ったときから。イカロスの月刊エアラインは既に20年近く読んでいると思います。この雑誌、よくぞマンネリ化せずずっと続いていると思います。インターネットでの情報収集速度が上がろうとも、特集できるネタがこれだけあるということなんでしょう(ただ、もう少しライター記事の誤字脱字が減ればいいのに…)

7-8年前から撮影にはまり、そのうち空港でエアバンドを聞くようになりました。家のベランダには(あまり目立たないように)アンテナが立っています。家でしか無線は聞けないのがガマンができなくなり、防災用というつもりで会社に無線機を置いたら「なんかうるさい」とよく言われております。いや、でも3.11の時には本当にこの無線機があったおかげで上空の状況が分かりました。今でもこのときの羽田のタワーなどの録音データはずっと持っています。

先日、航空特殊無線技士(航空特)の試験を受けてきました。法規は陸上特殊無線技士のベースと近く、法規の勉強は比較的スラスラでしたが、まともに中学・高校にいっていないワタクシには(電気)工学の基礎が全くありませんので、こっちが大問題。問題集一冊買ってニラメッコしたのですが、さっぱり頭に入りません。

実技のフォネティックコードを覚えるのはエアバンドを聞き流していればあまり苦ではないレベルです。ただ、受話の方は(1)スピードが思ったより速い。(2)前半はいいものの、後半は集中力が途切れてしまう。 (3)どこまで書いたかよく分からなくなってくる。 というところが壁でしょうか。途中、二文字ぐらい飛びました。発話は落ち着けば大丈夫です。

試験は無事に受かりました。免許証の申請をしたので届くのが楽しみです。航空特を持っていても自家用パイロットなどになろうということが無い限り今のところすぐに使い道はありません。いつか将来使える日が来たらいいな、と。

クララオンラインの全社会議

しばらくの間、またblogをずっとサボってしまいました。どうもすみません。飛行機の移動時間以外にblogを書く時間が無いのが理由です。中国便にはWiFiが繋がる機材がアサインされることは今のところほぼ無く、そのうちWiFiが繋がるようになれば、イロイロな意味で最後の砦であるこの機内も仕事の場所になります。

先週土曜日(3月4日)は一年に一回の全社会議。CECと呼び、15年近く続いています。当初は毎年2回かつ泊まりだったものが数年すると年1回になり、さらに昨年からは一日の時間も短くしようということで会議自体は半日、そして午後からは懇親会、社内表彰で、夕方には全てのプログラムが終わるという短時間コースに変化してきました。途中、スーツ着用だった時代もありましたが、それも今では私服になり、さらに会議室を借りるのではなくちょっとカジュアルな場所を借りてやっています。今の会議のスタイルのほうがずっと良くなりました。

ワタクシの持ち時間は40分。作ったスライドは50枚。ほぼメッセージスライドなので「イケる」とふんでいましたが、熱がこもり過ぎたか時間オーバー。あとで何人かの社員に、「こんなに言いたいことがあるならば、毎週の朝礼でもっと話せばいいのに」と言われ、そうかそうかと。

月曜日に朝礼をするわが社では、ワタクシの話す時間が毎週用意されています。よし、今日は土曜日に繋がるように話すぞ! と意気込んでいたら、珍しく(?)今日は私の前に部門からの報告が多くタイムオーバー。そうかそうか。。

今週は中国2往復。行ってきます。

芸能タレント・歌手の海外公演時の深夜業

論点

改めて説明するまでもなく、日本の労働基準法においては満18歳未満の年少者の深夜業(午後10時から翌日午前5時)は一部の例外を除いて禁止されています(第9条)。

その上で、日本国外、具体的には時差のある場所において満18歳未満の芸能タレント・歌手が出向いて公演をする場合、深夜業の禁止時間である午後10時から翌日午前5時は現地時間で適用されるものであるのか、それとも日本時間で適用されるものなのかについて考える場面がありました。今回の論点の出発はここです。

そもそも下に示す『労働者』でなければ「午前10時から翌日午前5時」という点について議論をする必要はありません。従って第一にこの点を検討する必要がありました。

第二に、雇用契約がある場合、雇用契約または海外出張規程等で時差・海外出張時の勤務形態、例えばみなし労働時間制等について取り決めているかどうかを確認・検討する必要がありました。

第三に、出張時の活動に現地の標準時が適用されるかどうかの根拠の確認です。

整理すると

  • 今回は中国での活動であるため、現地時間は北京時間(UTC+8)となり、日本時間と比べて時差マイナス一時間である。
  • 即ち仮に北京時間で午後9時からの公演となるとこれは日本の午後10時である(即ちこの時間から公演を開始すると日本では深夜となる)。
  • 仮に現地の活動においても日本時間が適用され、かつ労働者であるとなると北京時間午後9時からの出演は行うことができないとなる。
  • 出向等ではなく出張である(指揮命令権は日本にある。)

という4点が今回の前提です。

なお、さらに検討する中で、中国法には「満18歳未満の年少者の深夜業」を規定する法令法規は存在していないことも分かりました(劳动法等)。また最高人民法院の司法解釈等でもこれを定めた文書は確認できませんでした。出張者ではなく現地子会社への出向あるいは現地採用となると中国の労働法が適用されることになりますが、今回のケースは日本からのいわゆる出張ベースであり、よって雇用契約がある場合には日本の労働基準法が適用されることから、中国法の検討は外しています。

基収355号での解釈

芸能タレント・歌手が公演等における深夜業の問題については、有名な通達があり(基収355号, 昭和63年7月30日)、労働基準法第9条の労働者であるか否かについての解釈が示されています。(全文を引用しているblogや記事等が少ないので、誤解をさけるために全文を引用しておきます。)
※タレント事務所などの方にとってはよく知られている解釈です。

(問)
 当局管内には劇団あるいはいわゆる芸能プロダクション等が多く、それら事業場から労働基準法第56条に基づく児童の使用許可申請がなされることが少なくないところである。
 当局においては、これら申請に係る子役あるいはタレントについては、一般にその所属する劇団あるいは事務所との間に労働契約関係があるものと考えるが、なかには、その人気の程度、就業の実態、収入の形態等からみて、労働契約関係ありとみるには疑問なしとしない事例が散見されるところである。
 そこで、これらの事例については、下記のとおり取り扱ってよろしいか、お伺いする。

 次のいずれにも該当する場合には、労働基準法第9条の労働者ではない。
一 当人の提供する歌唱、演技等が基本的に他人によって代替できず、芸術性、人気等当人の個性が重要な要
素となっていること。
二 当人に対する報酬は、稼働時間に応じて定められるものではないこと。
三 リハーサル、出演時間等スケジュールの関係から時間が制約されることはあっても、プロダクション等と
の関係では時間的に拘束されることはないこと。
四 契約形態が雇用契約ではないこと。
(答)
 貴見のとおり。

労働者であるか

まず上述の三点の議論の順に整理すると、労働基準法第9条の労働者であるかについては、該当するものであるという結論がすぐに確認されました。

なお、事情を関係者に色々と聞いてみると、一から四の定義についてはやや曖昧であること、契約関係は外に見えないといった事情などから、日本のテレビ局等では保守的に対応していることがわかりました。

個別規程があるか

雇用契約に付随するかたちで何らか海外出張時の勤務形態に関する規程があるかを確認したところ、これは存在していない前提を確認しました。

これも一般的に、日本の芸能タレント・歌手の海外活動は未だ少なく、これを検討するプロダクション・事務所はほぼいないのが実態のようです。

いずれの国の標準時が採用されるのか

まず労働基準法等の法令や過去の判例、通達を軒並みあたったものの、結論となりうる条文・解釈は存在していませんでした。私の調べ方が足りていない可能性もありますが、過去に一度も議論されていないとは考えにくく悩むところ、あわせて国際条約・協定なども確認しましたが時間の限りから諦めています。もし何らかの条約・協定などにおける根拠についてご存知の方がいらっしゃればこっそりと教えてください。

さらに、社内外の複数の弁護士、社会保険労務士の方にも事例の有無を聞いたものの見当たらず、結局、この点については管轄の労働基準監督署に前提を説明した上で電話確認を行ったところ、使用者側と労働者側の双方で合意すれば現地の標準時を用いることは差し支えないという答えを得るに至りました。

そもそも今回は中国と日本の時差一時間という前提で検討したために悩みましたが、よくよく考えてみるとヨーロッパやアメリカのように時差が大きい場所へ出張した際を前提とすれば、現地の標準時を採らなければ実務が回るわけがありません。

個人的な所感

日本人が海外に出張し、現地で技術指導をする、営業行為をする、会議をする、その際の労働の取り扱いをどのようにとするかとのケースは山ほど蓄積されており、みなし労働時間制の点も含めて海外出張が多い会社にとっては規程の整備も進んでいると考えられます。

一方、芸能タレントや歌手が海外で活動するケースも決してゼロではないものの、もともとの日本国内での労働環境自体を考えても今回のような問題に正面から向きあって検討する場面は多くはなかった可能性があります。

ただ、日本と中国の一時間という時差は微妙なところで、上述のとおりヨーロッパやアメリカでの出演であれば「時差があるからな」と理解しやすいものですが、今回の例のように日本時間の22時、中国時間の21時というギリギリの場面をもとに検討すると、混乱してしまいます。

本稿は法律的な見解を示しているわけではなく、あくまで事例をもとにどのような考え方を採ったかについて記録することを目的にしていますが、海外展開を行う芸能タレント・歌手の方たちがより増えてくると、世の中でこうした問題をさらに深く考える場面が出てくる場面もあるのかもしれません(むしろ出てきてほしい)。

日本ユースリーダー協会「第8回若者力大賞」表彰式のご案内

ぜひ2月21日には六本木ヒルズに

2月21日に、公益財団法人日本ユースリーダー協会が毎年この時期に実施している『若者力大賞』の表彰式を開催します。

『若者力大賞』は、若者ならではのパワーと使命感と行動力を持って、自ら時代を切り拓き、同世代に夢と勇気を与えている20代、30代の次世代リーダー及びその支援者・団体を顕彰することにより、次世代育成に対する社会的な関心を高め、その取り組みを推進していくことを目的に実施しています。

今年から私と、ジョブウェブの佐藤会長の二人に実行委員会をお任せいただき、昨年の夏前から、候補者を広く募った上で協会会員の若手社会人、そしてこれから社会に羽ばたく大学生を中心にした委員会メンバーで選考を進めてきました。また、昨年秋には実行委員会から大賞の審査委員会に推薦させていただき、審査委員長である三村明夫 新日鐵住金株式会社 相談役名誉会長及び各審査委員の皆さんのご承認をいただきました。

その結果、若者力大賞には、ネパール人のジギャン・クマル・タパさん(かながわ国際交流財団職員でネパール大使公式通訳)、ユースリーダー賞には織田 友理子・洋一さん(NPO法人PADM代表)、花柳 琴臣さん(日本舞踊家)、ユースリーダー支援賞・個人部門には藤沢 烈さん(RCF代表)、そしてユースリーダー支援賞・団体部門ではNPO法人ACEの皆さんが選ばれました。

どうしても皆さんのスピーチを聞いていただきたい

受賞者からそれぞれの活動そして今後の夢などを話していただくスピーチに大変熱いものを毎回感じています。ここで私がそれぞれの受賞者の方のご説明をするより、夕方からの開催ではありますが、ぜひ会場に来ていただいて受賞者の皆さんの熱い思いを聞いていただきたいのです。

ぜひ https://www.youthleader.or.jp/awards/8th/ からお申し込みください。当日はもちろん私も会場にいる予定です。

日帰り北京や深夜便移動

事情が変わった日中間の深夜便

2015年に書いた「上海から日本への深夜移動の巻」は、その後上海や北京からの深夜便フライトが続々と追加されたためにこの手段を使う必要はなくなり、上海からであればピーチやANAの深夜便、北京からであれば海南航空の最終便が「夜に移動できるフライト」の世の定番になりつつあります。(定番とはいえそれをいつも利用する予定を組むのはイヤですが)

羽田には深夜になると天津からのOKAIR、上海からの上海航空、春秋航空、そして朝方にはNH968という、最近お世話になることが多い深夜便が同じく上海から帰ってきます。

もっとも、いつの間にか南京発静岡行きのフライトは、南京発7時20分は変わりませんが色々と変わっていました。まず週2便から1便に、さらに静岡着が以前の10時40分ではなく11時40分になり、しかもどうやら今後のダイヤでは8時55分発12時40分着、というさらに後ろ倒しの設定だそう。こうなると、これにお世話に成る日は来なさそうです。

日帰りの利便性。

いずれにしても、日帰り北京、日帰り上海という予定が以前と比べて実現性が高くなりました。日帰りはどのエアラインも高めの航空券しかありませんが、予定が詰まっていれば仕方なきもの。

いつかはこれがあるだろうと思っていた中、今まで日帰り台北、日帰り台南(台北乗り継ぎで飛行機でいけた時代)、日帰りソウル、までは経験していましたが、今回新たに日帰り北京が加わりました。なにも嬉しくはありません。

日帰りと深夜便

ますば日帰り。朝は羽田から北京。今回はこれがシップチェンジで2時間以上遅れ出鼻くじかれ、帰りは北京から羽田の海南航空。預託手荷物なし、ABTC、最近北京で列が並ぶようになった税関は「ごめんごめん無いからスルー」でほぼ歩きを止めることなく出ることができ実質降機から15分。往路のdelayさえなければ実質6時間ぐらいは北京にいられます。

北京からの帰りは、CA183(21:30羽田着)かHU7919(01:00+1羽田着)が遅めでですが、HU7919はdailyではないのと、CA183は17:20北京発なので実質市内には14時半頃までしかいられません。つまり日帰り北京を実現しようとするとHU7919でないとほぼ意味がないのです。

そしてもう一つ。上海経由で日本へ飛ぶ方法。これだと機内にいる間に朝になります。。

もともとはCA183で帰ろうとしましたが会議が長引いてしまい、しかもHU7919が満席(ビジネスまで…)で、代替案としてCA1883(20:20PEK-22:30PVG)で上海に飛び、NH968で羽田に飛ぶ方法。夕方の北京空港は混むのでCA1883より後にするのはおすすめできません。一方、上海-羽田はこの時期、風も強いので浦東を上がって羽田に着くまではぴったり2時間。国内線か!、と。

オルタネート

北京を遅めに出る方法で東京に着く方法が他にないのかと言われると、台北から北京まで曜日によってCIかエバーが飛んでいまして、これでPEK-TPEをこなし、そのあと朝方のピーチ(daily)かタイガーエア台湾に乗ってくると9時前には羽田に帰ってくることができます。今回は残席なしで出来ませんでした。しかも朝9時前羽田では予定にも間に合わない。

なお、桃園の夜はかなり寂しいので(これもそういえばやった)夏も冬も、つまり春や秋でなければ決してこの移動はおすすめできません。桃園で一晩あかすとき、ベンチもあいてなくて床に横なって寝たときには「わたしゃなにしてるんだろう」と一瞬だけ考えました。

というのを機内で書いて羽田に朝5時前に着きましたので、これから帰って少しだけ寝ます。

FlowerJapan 2016 – ビジネスリーダーたちのいけばな展

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明日11月25日と26日、銀座のポーラミュージアムアネックスで開催される「FlowerJapan 2016 – ビジネスリーダーたちのいけばな展」に初めて出展しております(会期は28日までですが、私は前期の二日間に出ています)。銀座でブラブラする予定があるぜという方はぜひお立ち寄りください。

http://www.flowerjapan.jp/exhibition.html

いけばな、という世界に今回初めて触れました。まわりの経営者の方からお誘いをいただき、そして草月流の州村衛香先生に出会い、もともと植物に触れるのは嫌いではありませんでしたが、経営といけばなは通ずるところがあると知って思いきってチャレンジしました。

いけばな、は大切な日本の文化。そしてもともと男性の文化でもある。そう教えていただいて挑んでみたのですが、レッスンの時間が足りなくてもっと触っていたい!と思うほどのめり込んでしまいました。またレッスンを通じてさまざまなお仕事をされている先輩の経営者の皆さんに出会い、新たな視点をたくさん頂きました。

私のお題は「飛び出せ」です。

ABTCの更新が終わりません – APECビジネストラベルカード

今年9月がABTCの更新期限だったのですが、一向に事前審査が終わらずABTCが手元にない時間が続いています。

有効期間は5年

ABTCは原則5年の有効期間ですが、先にパスポートの更新期限がきてしまうとあわせて失効します(ABTCのカードにはパスポート番号が記載されている)。私はパスポートの更新期限よりも前にABTCの有効期限が来たため更新をかけていました。

進捗状況

裏側のオペレーションについては公開されていませんが、日本国籍の場合、日本の外務省に対して申請を行うとそこからABTCの運用を行っている他の18の国と地域に対して(日本をいれると運用中は19の国と地域)一つずつ事前審査が出され、それぞれが承認のフラグを立てる仕組みになっている模様です。そのステータスはWebサイトから確認することができ、私の場合には前回はブルネイだけがなぜか下りてこず「悪いことしたつもりはないんだけどな」と思いながらもブルネイの事前審査を諦め、それ以外の国・地域を対象としたかたちで発行をうけました。

今回、9月後半の時点で承認が終わっていたのは日本、タイ、ペルー、チリ、ブルネイの5つ。ブルネイ、今回は早く承認されていました。

そして今日現在の承認状況は日本、タイ、ペルー、チリ、ブルネイ、ロシア、シンガポール、ニュージーランド、韓国、インドネシア、香港、中国、パプアニューギニア。

すなわち現時点で残る事前審査はオーストラリア、台湾、マレーシア、メキシコの4つ。台湾がないと私の場合にはやや不便なので(台湾の場合には12ヶ月以内の3回の渡航で常客証が申請できるのでその方法もありますが)、せめてあと台湾が出てくれれば即発行、という気分で待っております。

審査状況の確認方法

日本から申請している事前審査の状況の確認は http://www.businessmobility.org/key/JapanCardStatus.aspから行うことができます。

ここでは申請した際の受理番号を入力することになっていますがどうやらパスポート番号の入力はチェックしていない模様で、「自分より何番前の人までこの国・地域の承認はおりてるのかなー」というのは一つずつたたいていくと分かります。当然ながら個人名が出てくるわけではないので気にはなりません。ちなみに台湾については私より400番程度前の人から後は承認がおりていません。つまり待ち行列がそれだけあるということ。

各政府としてはかなりの数の申請がくるのを一件ずつ審査しなければならず大変なご苦労があるものと思います。が、早くお戻し願えると大変光栄です:)