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彦根・湖東エリアのレンタサイクル「めぐりんこ」

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めぐりんこ、とは、めぐ「輪子」からきているそうだ。

めぐりんこ、とは、めぐ「輪子」からきているそうだ。

滋賀県と自転車

滋賀で自転車といえば「ビワイチ」。琵琶湖を一周ぐるっと回るおよそ200キロの行程を指す。走りきろうと思えば一日で走れる距離だが、一泊二日でゆっくりと琵琶湖を楽しんでほしいという。山にも湖にも恵まれ、自然豊かな風景がサイクリストを楽しませてくれると人気だ。

どこかにデータが無いだろうかと滋賀県議会の議事録を検索してみると平成27年は52,000人、平成28年は72,000人が周り、平成32年に向けた目標値は15万人という。実際には周回したことを登録せずにいるサイクリストもいるだろうから、さらにこの数値より多いようにも思う。

その琵琶湖は東岸、彦根市や多賀町などで利用できるいわゆるレンタサイクルの「めぐりんこ」を出張の際に少しだけ使う機会があったので紹介する。普段はシェアバイクの話ばかりを書くのにレンタサイクルの話かというなかれ、ステーションで話を聞くと、晴れた土日は自転車がすべてなくなるぐらいに貸し出せるぐらいだといい、観光客への認知も高まっているようである。

彦根など1市4町を巡るレンタサイクル

彦根市、多賀町、甲良町、豊郷町、愛荘町の1市4町に9ヶ所の貸出し場所の印。

ただ同じチラシには「7拠点で返却OK」「マップ上の★印で返却できる」と書いてあるが、9ヶ所のいずれにも★印がついていて、はたしてどちらが正しいのだろう。「めぐりんこ」で検索して出てくるWebサイトではさらに貸出し場所の情報が限られていて、現地に行ってみて「あれ、こんなにたくさんあるんだ」と気づく。情報がややまとまっていない様子なのでそこはもったいない。

参考までに、滋賀全体の自転車情報をとりまとめている滋賀プラス・サイクル推進協議会の情報では、めぐりんこのステーションについて9ヶ所が整理されている。

もうひとつ、タイムリーで参考になる情報は、運営スタッフの方たちが書かれているblog 。頻繁に更新されているのでこれを見ておくのがよさそうだ。(彦根市レンタサイクルめぐりんこ)

めぐりんこの彦根駅前サイクルステーション

めぐりんこの彦根駅前サイクルステーション

彦根駅に降り立った私たちは、彦根駅から徒歩1分の距離にある商業施設「アルプラザ彦根」の1階へ。なんとなんと。自転車が種類別に数台ずつ並んでいるぐらいなのかと思いきや、ざっと25台近くの電動アシスト、クロスバイク、ロードバイクが所狭しと並ぶ。

Anchorに反応してしまう。

ふと見るとロードバイクはAnchorばかり。「なぜAnchorなんですか?」と素人のような質問をしてしまったのだが、答えを聞く前にあっと思った。自転車を作っているわけではないが、彦根にはブリヂストンの大きな工場がある。答えもそのとおりだった。同様にクロスバイクにもパナソニックの自転車が。いまやオーダーを除けばもう電動アシスト中心のラインナップなので、これもこれで貴重。そしてパナソニックも彦根に工場がある(おなじく、自転車の工場ではない。)

クロスや電動アシストも。

なお、めぐりんこは「ビワイチ」には使えない。上の1市4町の中での移動だけに限られる。それでもロードを借りればそこそこの走りがいのあるコースは作れそう。

実際に乗ってみた

注意事項をうかがい、利用の申込用紙に記入して身分証明書を提示する。私たちは打ち合わせのための市内移動だったので一番短い3.5時間でお願いし、電動アシストで600円、クロスバイクで300円を払った。

彦根市内はほぼ平坦で、自転車移動に大変向いている。スイスイ。車の交通量もさして多くなく、自転車が走って危ないと思うこともない。よい。もっとも、やはりレンタサイクルモデルなので、行って帰ってくるというパターンに限られてしまう。人口12万人弱の彦根市にとって、街乗りユーザだけではどれぐらいのニーズがあるかはわからないが、国内からの観光客はもちろんのこと、近年増えているという韓国や台湾、欧米などからの個人観光客の移動手段としての自転車には色々な可能性があるように思う。

近江鉄道は自転車持ち込みOK

このあと、近江鉄道に乗って愛知川駅まで行った。ここ、えちがわ、と読む。駅員さんに「あいちがわ」と行ったあと、なんだか反応が変だなと思ったのだが、あとから車内放送で気づく。きっと同じ読み方をした人、今までにたくさんいたんだろうな。

近江鉄道は自転車フレンドリーだ。大半の駅で、無料で自転車の持ち込みができる。(近江鉄道のサイクルトレイン)

そして大半が地平駅舎(地面の高さのまま)のため、駅で大きく回りこまずとも、そのまま乗り込むことができる。

私たちは自転車持ち込みはしなかったが、よく考えたら愛知川駅から先の交通手段を考えておらず、彦根駅の次の駅ぐらいまで行ってから自転車を持ち込んでいくのもありだったかもしれない。

なお、愛知川の駅でもめぐりんこを借りることができる。また、彦根駅は橋上駅舎のためだろう、ここでは乗り込みはできないので注意が必要だ。

彦根、湖東の自転車文化に期待して。

今日になって、ふと台湾など中華圏でどのように琵琶湖周辺の自転車の話が検索されているのだろうと例えば繁体字方面で「琵琶湖 環湖」「環琵琶湖」などと検索していると、あれ、県議会の議事録ではビワイチのPRを海外方面にも頑張られはじめているような話もあったのだが、残念ながらそこまで情報は多くない。まあ、このことと「めぐりんこ」とは特に関係はないし、そもそも観光案内的文章を書くつもりはなかったのだが、国内向けにも上に書いたように情報がやや整理されていないように見えたので、せっかくならばと。

「ビワイチ」を周るために自転車を借りようとすると彦根に降りずに米原で降り、「びわこ一周レンタサイクル」を借りることになる。こちらは1日3,500円でロードバイクが借りられる。一方で、彦根やその周辺も大変素敵な街。ということで、彦根、湖東めぐりに行かれる人たちのために、そして「めぐりんこ」の情報が充実することを期待して

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