シェア電動車「小鹿単車」(DEER BIKE) – 後から追いかける人たちが次々と工夫してくる

「小鹿単車」(DEER BIKE)が北京で頑張っている

シェアバイクの電動車版「シェア電動車」が増えてきています。中国語では「共享电动车」。シェア電動車には以前blogに書いた上海の「享騎電動車」やmangoなどがありますが、北京の一部では「小鹿単車」(DEER BIKE)の展開が進んでいます。

シェア電動車「小鹿単車」(DEER BIKE)

「小鹿単車」(DEER BIKE)。当初投入されていた形状からはバッテリーまわりが変化している。

どこで展開しているのか

北京の一部のエリアだけで展開をしています。地図を見ると南は亮馬橋路、東は三環から光煕門、そしてずーっと北にいって北五環、そして東五環から酒仙橋を囲むエリア。望京をぐるっと囲んでいると思っていただくとよいでしょう。この会社が三元橋にあるからなのかもしれません。

エリア指定がわかる。北京の北東エリアでのみ展開。

エリア内の電動車の状況。よく見ると左下に一台はずれているものがいる。

料金と使い方

2キロまで1元、そこからは1キロ0.5元。エリアから出ると1分3元とられます。出られないわけではありません。出られました。あとは特にシェアバイクと変わりません。QRで開けましょう。

ただし「日本人を含め外国人は使えません」。そもそも身分証番号がないと登録できません(もぅ..パスポートで使わせてよ…)。日本人でどうしても体験したい方は、中国人にお願いしましょう。

バッテリーを完全固定にしている

享騎電動車はバッテリーが盗まれる事が続き、がちがちに固定する工夫をしています。

再掲。カバーがついた第二世代。

そしてmangoはバッテリーを足元においてカバーで完全ロックしています。ただ、これでも鍵を開ける人が出そうです。ここまでくると、あとはカメラをつけて監視するしかないのではと思いますがそれでもバッテリーほしいですか…。売れるか…。

mango(芒果共享电动车)

mango(芒果共享电动车)

しかし、小鹿単車のこのバージョンでは、どこからどうみてもバッテリーは抜けません。いいですねぇ。どうやらサドルを上げるといけそうですがガチガチ。後方に充電用のコネクタを装備していて、ここにおそらく電源ケーブルを接続して充電するのでしょう。よりイタズラされにくくなっています。おっとだめですよ、ここにガムとかつけちゃ。

小鹿単車のバッテリーの充電コネクタ部分

小鹿単車のバッテリーの充電コネクタ部分

エリア指定をしているのも工夫の一つに見えます。三環の中に入ろうものなら事故も増えそうですし管理も大変。パークアンドライドではないですが、亮馬橋・望京・酒仙橋あたりの生活圏ならばちょうど使いやすい範囲です。(あれ、そもそも三環に入っちゃいけない交通ルールがあったかもしれない。調べておきます)

ユーザとして使っているだけではなかなか気づきにくい小さな変化ですが、MobikeやOfoも小さな改善が次々と行われています。細かく見ていると改善するべきポイントを考えている様子が想像できて楽しくなります。そして何より、私はこのような新しい工夫が次から次へと出てくるのがとにかく好きです。

小鹿単車は、出だしで事業がうまくいっていない報道を見かけていたのですが、踏ん張っているよう。ガンバレー

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