クララ

新春を迎えて

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日本は1月4日から新年の営業を開始しました。2013年を迎えて、4日と7日にそれぞれ東京(浜松町)のオフィスで社内に向けて、昨年の振り返りと今年一年の抱負を話しました。以下は、その話の一部をもとに書いています。

昨年は新たな事業の可能性を創りあげた一年でした。一つは、長年取り組んできたアジアでの事業が急速に伸び、エンターテインメント領域のお客様との取り組みが大変増えました。特に前半は中国が、後半はシンガポール・東南アジアでのプロジェクトが花開きました。また中国では日本からのお客様だけでなく、米系のお客様などとのお取り引きも始まり、規模も大きくなりつつあります。シンガポールと日本との連携においては、副社長の白畑がシンガポールでの駐在をはじめて一年が経ちました。

もう一つはコンサルティング事業への取り組みを始めました。今までクララオンラインが蓄積してきた様々な事業経験やインターネット・モバイルのナレッジについて、コンサルティング・アドバイザリーサービスというかたちでお客様へご提供を始めることができました。

スポーツITソリューションは、様々な大規模市民マラソンのプロジェクトや日本陸連様など大口のお客様とのプロジェクトも複数取り組ませていただく中、徐々に力をつけつつあります。業績も順調に推移してきています。

その上で、グループ連携が今年の課題です。日本と中国、クララオンラインとスポーツITソリューション、日本とシンガポール、といった組み方で様々なプロジェクトに取り組んできました。昨年を見れば、グループ間での連携が強固にならなければ越せない山をいくつも越えてきました。今年はそれがさらに増えるでしょう。クララオンラインの価値をグループ全体でお客様にお出しできるように、ここに一番力を入れていきます。

クラウドの領域については、パブリッククラウドはやらないと明言してきました。むしろクラウド間連携をどう深めていくか、クラウドインテグレーションという領域により力を入れていきます。

そのような今のクララオンラインの事業の強みは何か。一つはアジアの領域。日本からアジア、アジアから日本。ここの実行体制に強みがあります。この事業領域を強固に作りきる覚悟です。そして最後に、グループの社員の力です。クララオンラインは、その存在意義を Global Navigator としています。誰かの後ろをついていく、あるいはお客様のお取組みを追いかけるだけの役割になる、というのではありません。お客様の次の世界に導く役割(We take clients next stage)。常に時代の先を進む使命(Be in the forefront of our era)。そして、ただの Navigatorではなく、Global Navigatorたる存在である必要があります。

私たちは、インターネットには国境が無いことを伝え、
アジアのインターネットの可能性を伝える。
そして、企業のアジアでの展開をナビゲートする役割を担う。
We tell there’s no borders in the internet society.
We should tell the unlimited possibilities of the internet in Asia.
Now, our role is a global navigator exploring the Asian possibilities with clients.

クララオンライングループが次のクララオンライングループの世代になるためにはまだ道半ばという状況ですが、今年もお客様のビジネスの成長をインターネットで支えるプロフェッショナルチームとして、しっかりと邁進していきます。

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