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離陸の順番

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いつも気になることがあるんです。それは、明らかに中国の空港で、離陸の順序が後回しにされること。中国のことを別に悪く言いたいわけではないので、勘違いされても困ると思ってなかなか書きにくい話ですが...。

たまにならば分かるのですが、空港で見ていたり乗っていたりすると、3回に1回ぐらいの頻度で見かけることがあります。

例えば今日の北京ではこんな感じ。私が乗っていたJAL便(JL22)は、Runway 36RにE0から入ってholdしました。その直前に海南航空のA330-200がW2から入って36Rの手前でhold。そして我々の後にE2からCAのB737が入ってきてholdしました(今はE1が使用中止中)。先行機にCAのB777がいてこれが先に上がり、さらに海南航空のA330が上がっていきます。ここまでの順序は良いと思います。そしてドラゴン航空のA330が降りてきて、さーて我々だと思ったら先にCAの737が上がり、続いて、海南航空の後ろにいたCZのA321がW2から36Rにline upして、先に上がっていきました。(そんなこと書いても位置関係わかんないぞという方に、ちょっと前のですが北京空港のChartからこの部分を切り取っておきます。)

chart_zbaa

まだ今日は良かった方で、これが5-6機と後回しにされると、どれだけ中国のタワーは日系の航空会社に厳しいんだよ! と思ってしまいます。(日系だけなのかどうかは知りませんが、北京空港でずっと今まで見ている限り、米系や欧州系で明らかにくらっているところは見たことがないです)

こんなことで文句言うなよーっ、というお言葉も聞こえてきそうですが、本来は「先に来たものが先に上がっていく」もの。もちろん、離陸準備が出来ていなかったり、先行機と後続機の機種の違いによって(上に挙げた機種では考えにくい話ですが)ということもあるし、急いで上がりたい!とインターセクションをリクエストして上がっていくのもいるし、さらに天候が悪い日でぐちゃぐちゃになっている日だと色々な事情もあるでしょうし、色々あるのも承知でありますが、ここまではっきりしていると、一言どこかで申し上げたくなるわけでして。。さらに、今日ももちろん機内ですから無線も聞いていませんのでどういう状況かというのは知りませんが、一度や二度の話ではなく、何度も経験している話で。もちろん、羽田で逆の話があったらそれはそれで色々なご意見が出ると思うのです。

空は気持ちよく飛びたいので、気持ちよく上がらせてほしい!

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