上海から日本への深夜移動の巻

上海→南京→静岡空港→東京という移動をしたので(そんなことをする人がいるかどうかは分かりませんが)、深夜移動の方法を書き残しておきます。

深夜に上海から東京へ移動…

当初は金曜日まで上海で仕事をして土曜日に羽田に飛ぶ予定でした。金曜日は夜10時ごろまで予定がある状況です。しかし、急きょ土曜日の午後2時過ぎに東京の西側(府中市)にいる必要があり、ここで頭を抱える事態になりました。

羽田から上海に飛んでくる最初のフライトは上海航空(FM815)で12:30羽田着。朝の虹橋ということもあり、到着実績も定刻~13:00ぐらいの間でマチマチです。高速道路で移動したとしても、14時に国立府中インターから15分ぐらいの距離のところまでを確実に移動できる目処が立ちません。一方、成田に着く最初のフライトは中国東方航空(MU523)で定刻12:50。茨城に着くのは春秋航空(9C8987)で定刻12:20。いずれも、車移動でもどうやっても間に合いません。茨城から調布までヘリコプターで飛ぶことも考えましたが、コスト面で諦めました。(調布の事故が起きる前にプランしていました)

正直、一度ここで挫折しかけました。「フライトが無いのです…」という言い訳は、出張族にとって時に最強です(極力使わないようにしていますが…すみません)。ただ、土曜日の予定もずらせませんでした。詰み、です。

ということで、ここから頭をフル回転です。過去、北京で夕方までCCTVの収録があり、福岡に翌朝にいなければならないという移動をした際には北京からバンコクに深夜に飛び、深夜便でバンコクから福岡に飛ぶという経験がありましたが、今回は金曜日に上海市内で夜10時ごろまでいる必要がある、という前提があります。

ここからは、どのようなことを考えたのか箇条書きにしてみると、

  • まず、上海虹橋と上海浦東の両方の深夜便をすべて一覧にする。そして22時に上海の陸家嘴あたりにいてから使えるフライトを探す → 北東アジア行の便はすべて無し。
  • 中国国内で移動して、そこから日本に飛ぶ便を探す。大連、青島、深圳から車移動の香港、広州などなど。 → そもそも早朝に日本に着く便が無い。
  • 関空、セントレア、福岡に着く便を探し、そこから国内移動できないか探す。 → 早朝に日本到着の便が無い。経由便も含めて。
  • 貨物便での移動。 → 荷主さんが乗るケースはありますが今回は荷主でもなんでもないので無理。
  • 台湾を経由する便、韓国を経由する便を探す。 → 全て無理。

というような感じです。

南京!南京!

ここまでで3時間。深夜、自宅のPCで黙々とExcelで便をリストにしながら、時間は過ぎていきます。で、ここで百度地図を見て、上海の周辺にどんな空港が他にあったっけ、とボーッと眺めていたら、「南京」の文字を発見しました。「南京」。「南京!!!!」。「南京に空港あるよね!!!!」

実は、上の調べものをしている最中に、富士山静岡空港と南京との間に便があることを見つけていました。中国東方航空が一日一往復しています。これが南京を7時20分に出て静岡空港に10時35分に着きます。調べてみると、静岡空港の最寄りのインターから国立府中インターまではおよそ2時間。仮に11時15分に空港を出られれば間に合います。南京から上海は300キロですが、車での移動であれば3時間30分ぐらいだと百度地図が教えてくれました!

手配したもの

ということで、手配したのは以下のとおり。

  • 上海から南京への車移動。上海を23:50に出て、4時間ぐらいで移動する算段です。メーター制のタクシーだとものすごい料金になるので、易到用車でチャーター。今回は約1500元でした。
  • 南京発静岡行きの片道航空券。
  • 静岡空港でのレンタカー。

当日はどうなったかというと・・・

直前になって不安になりました。南京の空港、深夜に着いても開いているんだっけ、と。問い合わせてもらったら、開いていないよう。ただ、近くの空港ホテルのロビーにいさせてくれるという調整まではしてくれたので、とりあえずは安心して向かうことに。

昼に運転手から私の携帯に電話がかかってきて、「今日いくんだよね!」「空港は出発?到着?(出発にきまってんじゃーん)」「荷物は大きい?(後でわかったのが、車が小さかった)」と。夜は白酒を会合でしっかりと飲んだ後、シャワーを浴びてホテルをチェックアウト。ホテルの前に車とめたからね!と運転手から電話があり、予定より少し遅れて0時すぎに上海市内を出発。私の中国語に付き合っていただき、最初の二時間ぐらいは中国語のレッスン状態に。車がほぼいないのでスイスイと高速道路を走り抜けていきます。一度、無錫のサービスエリアで休憩した後は寝てしまい、着いたら3時40分。ほぼ予定通りの移動でした。空港ホテルに連れて行ってというのを忘れていたので起きた時にはターミナル前だったものの、なんと空港のターミナルは開いており、結局地面に座ってiPadで溜まった新聞や雑誌を読んでいたら朝6時。チェックイン。

定刻通りにドアクローズし、10時50分ごろに静岡に降りてスポットイン。南京空港も静岡空港も、北京・上海や羽田・成田と比べて空いているのがいいです。スポットアウトして離陸するまでに5分ぐらいでした。CIQスキスキなので11時にはレンタカーのカウンターに着き、東名→圏央道→中央道で走りぬきまして、無事に目的地に到着。ミッションコンプリートでした!

おまけ。深夜便の就航開始。

ここまで書いておいてなんですが、実は今月から深夜便が中国との間にも飛び始めています。北京-羽田は海南航空が、上海-羽田は、上海航空、吉祥航空、春秋航空が就航しました。上海便は20時台発のため今回のような旅程にはいずれにしてもあいませんでしたが、夕方まで上海市内で仕事が出来るとなると今までよりずっと効率が良くなります。

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