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ソウルでKIHA(Korea Internet Hosting Association)に参加

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今日と明日はソウルに出張です。いくつかの同業、つまりサーバホスティング会社の経営者の方とお会いするほか、KIHA(Korea Internet Hosting Association)という韓国のサーバホスティング業界の業界組織の年末の行事に参加させて頂くためです。今回は特別に日本から参加させていただけることになりました。ちなみに日本はこのようなホスティングだけに特化した業界組織は無くて、rentalserver.org という事業者・ユーザのコミュニティや、JAIPAに部会が存在しているという状況です。もう少し業界の事業者全体が集まる場所があるといいと思うのですが、ISP事業者と比べて横の連携はまだ深くないというのが実態です。

韓国のホスティング業界は、Gabia、TT(オヌルガネイル)、Ubdigmの3社がKOSDAQに上場していて、whoisなど老舗(?)のプレイヤーはVirtuozzoを使ったVPSのサービスを提供しています。またこの秋ごろから数社がVPSのサービスの試験サービスを開始したりしています。全体的に見ると40社弱のプレイヤーが韓国にはあるものの、上位10社ぐらいがほぼ全てのシェアを握っているというような感じです(日本とあまり変わりませんね)。しかし、こういうことを言うと怒られるかもしれませんが、韓国のホスティング業界は今いち欧米市場と比べるとサービス面での進化が早くなく、むしろ遅くなりはじめているという印象があります。高付加価値・高信頼性といったセグメントに出ていく事業者は少ないし、むしろ価格とスペック勝負で競争しているという印象です。インターネット自体のアクセスインフラは十分に整っているわけですが、ホスティングのサービスレベルやクオリティに対しての要求はさほど高くないと見えています。一方で、だからこそ市場はまだ変化の余地があると見る向きもあって、国内の同業さんも何社か(というか2社ぐらいかなー)は韓国の市場をウォッチされているようです。

朝は5時に起床。6時半前に自宅を出て6時47分の成田エクスプレスで品川から成田空港へ。荷物を預けてラウンジでぎりぎりまで時間をつぶしてOZ107で仁川へ。直前に出張が決まったので羽田-金浦のフライトは取れず、久しぶりにソウル便で仁川を使います。成田では仁川の事前入国審査制度がしばらく前から出来ていて、日本の出国のイミグレの横でいつもそのデスクがあるのを見ていたのですが、今回は初めて使ってみました。先にうちの韓国人の社員がソウル入りしているので空港で迎えてもらい、そのまま一度ホテルへ。ホテルの中で面談が一件。そのあと、提携先の会社に行き、さらにその会社の社長さんたちと一緒に高速バスターミナルのCentral Cityへ。KIHA会長をされているAsadalの社長にご挨拶。3時間ほど会議に参加させて頂いてきました。途中、日本から来たホスティング会社として少しだけ皆様にご挨拶。

夜は別の同業の社長さんとホテルで懇談。

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