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Polish Air Force Tu-154M(101, c/n:90A837)

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カチンスキ大統領の事故死は大変残念。最初に速報を見つけたときにはまだ日本のメディアにはほとんど載っていなくて、そこから慌てて調べてみたけどもMETARも無いエリアだしIATAコードも無い空港なのでわかる情報が限られてもどかしく、結局海外のaviation専門のメディアを追いかけてイメージがついてきたのは日曜日の夕方になってから。あとのために取りまとめておきます。

まずclashしたのはポーランド空軍が持つ2機のTu-154Mのうち101(c/n:90A837)の方。この101がSmolensk Air Base(XUBS)に降りる直前、先にジャーナリストたちを載せたYAK-40は正常に着陸したが、さらにその後のIL-76は2回の着陸試行のあとにdivertしてVnukovoへ向かっており、最後に101が降りてきて、一度手前の森の木にひっかかり、そこから一度はねて最後にcrash。XUBSにはILS, VORは無かった。この101は1990年6月製。Tu-154となると古いイメージだけど、必ずしもこの機体自体は古いわけではなかった。102(90A862)が最初はLOTにデリバリーされたのに対して101は最初から政府専用機。4月10日の0700ZはVisibility 0.5 kilometers Winds SE 10.8 km/h / Heavy Fog。風がすごく強かったわけでも無さそうだけど、確かに視界は悪かったし、その上でILSでも降りられずVORも無かったので無理して降りたのか、いずれにしても大変残念。なんといってもこの赤と白のデザインがTu-154Mに似合っていて好きだった。あと1機、機会があるならば飛んでいるうちに撮りに行きたい…。

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