クララオンライン

中国最大手のインターネット業界の調査会社である易観国際(Analysys International)との業務提携について

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易観国際とクララオンラインの調印式

易観国際とクララオンラインの調印式

中国のインターネット市場・EC市場などに関する情報収集や個別調査についてはハードルが高いことは一般的によく知られており、外資系や国内大手のプロフェッショナルファームなどが個別にリサーチ部隊を中国国内で展開している意外は、なかなか情報がとりにくいという課題があります。またとりにいったとしても情報の品質、情報の取り方などがグローバルスタンダードとは違うことで(そもそも国の発表を信じることは中国人も現実的にはあまりしていない)、より肌感覚に近いデータが求められています。

クララオンラインは今回、中国最大手のインターネット業界の調査会社である易観国際(Analysys International) との日本における独占的な総販売代理店契約と業務提携を締結し、日本の企業向けに、中国のインターネット・ECに関するデータの提供を始めることになりました。クララオンライン自体は北京・上海でのインターネットインフラサービスをはじめ、中国でのITソリューションの提供に取り組んできています。しかし、中国市場ではまずお客様自身に成功していただかなければならず、そのためにはまず中国に入ろう、展開しようと考えられている日本企業の皆様のために適切な情報サービスをご提供するところも始めなければならないと考えました。

クララオンラインとしてはまず今年いっぱい、日本市場におけるテストマーケティングなどの取り組みを進めると共に、日本のお客様からの反応を色々と頂きながら取り組みを進め、その取り組み結果によって日本での合弁企業の立ち上げなども検討したいと考えています。また最終的には、3年から5年後には、易観国際(日本での展開では易観日本というブランドで展開しようと思っています)が中国進出に対するManagement Advisory の領域にまで拡大できればという点や、そもそも中国企業も日本への投資が加速している状況を踏まえれば、中国企業向けに日本市場のデータ提供を行う領域も見据えていきたいとの強い思いを持っています。また、易観国際は、長年の間、GartnerやYankee Groupとの事業の関係を持ちながら中国市場で成長してきており、中国市場におけるコンサルティング領域にも力を持っています。

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写真にあるとおり、5月末、北京において私と易観国際のトップとの調印式を行い、互いに結束を確認しあいました。クララオンラインの戦略は、インターネットインフラだけでなく、昨年から取り組んでいるProfessional Serviceへの領域の拡大しています。今回の易観国際との取り組みは、従来から私が申し上げていたような「中国に出て行く時のリスク分析・情報収集について、製造業や小売・外食の方たちは長年の経験と蓄積をされてきているが、インターネットやECの世界では、まだ山勘で出て行く企業が多い。」という指摘を解決するものに繋がります。我々はまた、中国国内で実際に汗をかいていますので、ただ情報を提供するだけでなく、汗をかくことで見える世界もお伝えしています。

中国のインターネット領域についてはクララオンラインであるという強みを早く進めるため、引き続きがんばります。

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