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出張の仲間

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10年近く使い続けているRIMOWA製のトロリーがあります。このblogを読んでいただいている方はきっと十分にご存じだと思いますが、自分は大の飛行機好きで、RIMOWAを使い始めたのも、もとはといえばRIMOWAのこの波打ったようなデザインがドイツの航空機であるユンカースの機体のデザインとの関わりにあることを知ったことにあります。当時は日本でRIMOWA が売れ始める少し前の時だったと思いますが、今ではサルサという軽めのシリーズも含めて空港ではかなり見るようになりました。古くはLufthansaが、ロゴの入ったモデルを自社の通販で販売してきたり、最近ではANAのキャビンアテンダントの方たちが黒のサルサの特別なモデルを使われています(ので、よく京急やモノレールに乗っているとANAの人だと分かりますね)。

で、これがその僕の使っているトロリー。一部、飛行機と関係の無いステッカーも何枚かありますが、それ以外はほとんど航空関係のステッカーです。同じモデルは後継品も出ていますのでデザインが近いものは空港のターンテーブルでも良く見かけますが、絶対に人の鞄と間違うことも間違えられることもありません(^_^)。

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アメリカでは、空港のカウンターでチェックインをしていたら地上職員の人にニコニコと声をかけられて「うちの会社のステッカーも貼らないか?」と言われ、その場で彼が貼ってくれました。ちなみにアラスカ航空。またある時は、荷物を到着地の空港で引き取ったところ、明らかに僕が貼った記憶が無いステッカーが新たに貼られていました(^_^;。ちなみに香港。機内持ち込みで持ち込んだときにはキャビンアテンダントの方から「このステッカーはまだ無いですよね」と最新のステッカーをいただいたことも。ちなみに日本航空。空港のロビーでこいつに腰かけていたときに、海外の航空会社のキャプテン(4本線)が声をかけてきてくれて「これ貼ってよ」と。ちなみにKLM。こんな感じで愛してもらっているのが嬉しいです。

こいつとは、数多くの旅行や出張を経験してきました。さすがドイツ製品、頑丈なのが取り柄です。ただ、実はそろそろキャスターがすり減り、限界が来ています。またアメリカへ行く際にはTSAのルールがあるので、古いモデルのこいつでは、もともとついているダイヤルロックを使うことができません。そのため、預けるときにはTSAの鍵がついているワイヤーなどをその都度つける必要があります。メンテナンスには出せないので悩んでいましたが、いろいろとWebを参考にし、最近は自分で修理しようかなと考えはじめています。どうもネジも特殊なようですが、一応ドライバーもあるようで。まずはキャスターを交換して、次に鞄の蓋の部分のゴムがだめになっているのでここも取り替えるつもりです。

今日は台北にいます。こいつが僕のアジアへの夢をずっと横で見てきてくれました。正直、海外出張というのは決して毎回うまくいくものではなく、時には落ち込みながら帰ってくることもあります。細かくみると、ヒンジ部分だけは素人では交換できなさそうなのですが、そこが壊れるまではこいつと夢に向かって走るつもりです。

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