クララオンライン

東京サマーキャリアフォーラム

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Air China の最終便で成田から北京に飛ぶフライトの上空です。今日のフライトは成田を出る段階で50分遅れ。北京に着く頃には日本は真夜中でしょう。ただ、このフライトを選ぶと都内で午後3時過ぎまではミーティングを入れることができますから、一日の効率を考えるとこの時間帯の移動が良いというのも事実です。体力とのバランスですけども。

ところで、いつもこの便に乗る時に気になるのが、エコノミークラスの最前列のシートに、デットヘッドらしき乗務員の人(だいたい男性。線を見ると3本か4本。)が座っていること。二列目に、インファント(IFT)、即ち幼児を連れた乗客がいて、「あー、最前列を子供連れに出してあげたらいいのになぁ」と感じました。でもそんなに簡単に変化する話ではないわけで。それも分かります。と、これを書いていたら、僕の横の席に、別のデットヘッドらしき人が移動してきて座っています。肩章を外しているので線の本数は分かりません。肩章以外で仕事中かどうか見分けつかないじゃん!

さて(前置き長すぎで恐縮ですが)、この週末に東京ビッグサイトで開かれるキャリアフォーラム(東京サマーキャリアフォーラム)に出展します。キャリアフォーラムへの出展はクララオンラインは初めて。既に来年の新卒内定者は当初計画していた人数になっていますが、アジアの事業の今後のさらなる展開を踏まえた上で、言語、国籍、教育環境などについて様々なバックグラウンドを持つ学生さんたちとの接点を持ちたいと考えています。

最近、常に考えていることは「逆算」。3年後にこうなっていたい、こうなっている時のために今、何をしなければならないか。それが5年後の設定では、10年後の設定では、と考えています。

今のクララオンラインにとっての3年後のイメージは、アジアのインターネットサービス企業の中で、インフラ運用の面とコンサルティングの面でプロフェッショナルな企業としての認知を得て、お客様からの評価を獲得できていることです。アジアのそれぞれのインターネットの環境の違いを理解し、現地で求められる、あるいは実現できるサービスレベルとお客様の求めるものを的確にすり合わせていける役割を目指しています。

この部分で捉えると、3年後にこうなっているためには、今の何倍もの量で日本のオフィスはアジアと繋がっていなければならないし、そのためには言語も商習慣も、そしてそもそもアジアのインターネットに関わる知識の面でも進化が必要です。

新卒社員に求めているのは2つ、この3年後のクララオンラインにまず照準をあわせる動けること。パスポートを持っていないと採用しないということはありませんが(それでも私がそう口にすることは増えてますが)、間違いなく、見えている世界観は私たちと近くなければならないのです。そうした意味でも、キャリアフォーラムでの出会いはとても楽しみです。(妻は学生の時に行ったことがあるようですが、私は初体験です!)

もう1つは学び続けること。貪欲に。学ぶのを止めたら、正直この世界では終わり。きっと、他の業界でも同じ。私もたまに振り返って怖くなります。3年前と今とで何がどう成長したかなと。その怖れを持たないようになったら辞めた方がいい、とも思っています。さらに、インターネットの世界では、3年前の知識は古くなっているのではなく、嘘になっていることがある(つまり、変化しすぎて全く違う状態になっている。ちなみにこれは私の言葉ではなく、副社長の白畑が言っていた言葉の受け売り。)ぐらいです。新しいことを吸収し、成長し続けようという意欲のある人には、アジアのインターネットはとってもエキサイティングな環境だと保証します。

まぁ、しかし今日のフライト、揺れること揺れること。
おっと、前の席の人がシートをいきなり倒してきました。皆さん、シートを倒す時は後ろの人への配慮を忘れずに。

では。

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