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neuetのスタート

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メルチャリの経営を引き継ぎました

今日、福岡で展開しているシェアサイクル「メルチャリ」を運営するneuet株式会社(※6月のリリースのとおり、メルカリさんの子会社であるソウゾウ社から先に会社分割で設立されていました)に対するクララオンラインの出資が正式に完了しました。引き続きメルカリさんにはneuetの株主として支えていただくことになっています。昨年2月27日に福岡のキャナルシティで開かれたサービスローンチイベントの時、実はこっそりと上のフロアからその様子を眺めていました。その後こうなることは当時は全く予想もしていませんでしたが、メルチャリをここまで育ててこられたメルカリの皆さんに深い敬意をもちつつ、引き継ぐ身としてさらに大きく育て上げる決意です。

そして私はこのneuetの社長を兼ね、メルチャリをもっと多くのお客様に愛して頂けるように、安心してお使いいただけるように、そしてあらゆる日常の中で皆さんの移動がもっとスムースになるよう全力を尽くします。 neuetがクララオンラインのグループの一員になったことで、「次の時代を道づくる」というグループ全体のミッションのもと、neuetが21世紀の新しいヒトとモノの移動をデザインし、その日常を支えるという役割を目指していきます。

もっと日常に溶け込みたい

ここ一週間ぐらい、「移動は食べると同じぐらいに日常」というフレーズが頭の中で何度も再生されています。私の言葉ではなくメルカリのある人から聞いた言葉なのですが、おそろしいほどすっと入ってきました。例えれば多くの人が1年でどれぐらい地図アプリを開き、どれぐらい乗換の検索をしていて、あるいは逆にどれぐらいの人が何も意識せずに毎日決まったバスや電車で通勤・通学しているだろうか、ということです。その日常に溶け込みたいと思っています。

メルチャリは、ご利用いただく方法もアプリもお問い合わせ先も日常の運営も特に何も変わっていません。むしろユーザーの皆様からの反応にもある「台数増やしてほしい」というご要望にも出来るだけ早く応えられるように取り組んでいきます。

描いている将来の姿から逆算

やりたいこととやるべきことはたくさんありますし、「うちの地域にもメルチャリきて!」という声を有難くもたくさんいただいていますが、短期的に私がまず取り組むことは、

  1. neuetの戦略をきちんとユーザーやパートナーの皆さんにお示しし、今後neuetをどうしていくのかをお伝えすること
  2. 『採用』

の2つです。特に採用に相当な力をかけます。メルチャリのチーム体制は何も変わっていないのですが、描いている将来の姿から逆算すれば、今の体制をさらに強く、大きくしていく必要があります。もう少ししたら具体的に募集するポストを公表するつもりですが、もちろんそれよりも前に声かけていただくのも大歓迎です!

ケイデンスを上げる

事業の加速させる表現として「アクセルを踏む」といいますが、自転車にはアクセルなるものはありません。まさに人の脚力次第。ペダルを踏むとも言いはしますが、力をいれないと回りません。その力と速さについて、自転車ではクランク(ペダルがついているところ)をまわす回数をケイデンス(cadence)といい、これをどれぐらいの力強さで回すか(トルク)で進みが決まります。

もう間もなく上に書いた(1)の事業方針について公表する機会をつくり、単に引き継いだだけでなく、neuetとしてさらに次のステージを目指すんだという具体的なロードマップをお示しします。事業を力強く、速く進めていくために「ケイデンスを上げて」取り組んでいきます!

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