クララオンライン

自分のことば

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クララオンラインとして「16年ぶり2回め」のファイナンスを実施しました。環境エネルギー投資とインクルージョン・ジャパンの2社に共同リード投資家(Co-lead)として関わって頂き、さらに西部ガスグループにも参画いただくなど心強い体制です。素晴らしい投資家の方々に出会うことができました。この、16年ぶり2回め、ということが言いたくて仕方がなく、最初から「この表現を盛り込みたい」とこだわってきました。高校野球でいうと、たまにしか甲子園に出てきはしないものの実力派が揃う学校、という感じがしませんか。ホームランで点をとるというよりもコツコツ打ちながら点をとり、投打がうまくバランスがとれた年には地方予選で上位にあがってくる、みたいな感じです。(ん、ここまで書いたけど伝わらなさそう…

ま、よいのです。伝わらないかもと思いながらも、どうしても使いたい表現にこだわりました。今回はリリースの原稿も、おもいを込めて全部自分で書きました。創業から25年経つ会社ですから何にせよカッコつけることもありません。一つずつ現場を学びながら確実に前に進む泥臭さが私たちです。

例えば、役所の人が代わりに書く首長の方の挨拶文。型はしっかりとしていてもどうしても心が伝わってこないなと感じること、ありませんか。せっかく皆さんに伝える貴重な機会があるならば、心の底から出る音をそのまま自分で伝えたいのです。そこにいる人たちのことを思い浮かべながら、どう読み取ってもらいたいかを想像して、響く音を伝えたいのです。

昨日は熊本に、今日は九州のとある都市にいました。あるコンペに出ての、最後のプレゼンテーションでした。会場になった場所の一階ではご同業の方に出会い、その後、帰路で市電に乗っていたら交差点の角に別のご同業の方の姿が見えました。一つのプレゼンで次の道が変わるということは少なくありません。資料も徹夜でつくりました。大半が自分の言葉です。私たちは、プレゼンをさせていただく相手の皆さんにとって「必ずしも要求仕様には全てあってはいないが、しかしこの提案がきっとよい」と思える内容を伝えられたとおもいます。あとは結果を待ちます。自分の言葉で責任をもって伝えた以上、あとはどのように受けとめて頂くかだけを待ちます。

次の目的地に向かうため、E170に乗り、ほかの機体より少し大きなこの窓からターミナルとエプロンに向け、I shall return!と自然にこみ上げました。

では。

※リリースの中身はクララオンラインのニュースリリースのページをご覧ください。

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