クララオンライン

クララオンライングループ創業25周年の御礼

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本日、クララオンライングループは創業25周年を迎えることができました。200名を超えるグループのメンバー、多くのお客さま、お取引やパートナーの皆様、株主の皆様、そのほか私たちのことを様々なかたちで支えていただいている支援者の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。また、クララで今まで勤務してくれたメンバーの皆さんにも、この25年の歴史を積み重ねてきてくれたことに大きな声で「Thank You!」と伝えたいとおもいます。

創業2年めに借りたオフィス

四半世紀、という言葉をまさか使うことになるとは思いもしませんでした。そして、クラウド(創業当時はサーバホスティングという言葉よりもさらに前、和製英語であったレンタルサーバでしたが)から「スポーツ」「自転車」という領域に飛び込んでいるとも全く想像していませんでした。今でいうDX支援を多くのお客さまに対してご提供してきたことの経験を活かし、大きな社会課題がなにかをみつけ、そのアプローチした先が今から10年以上前にはスポーツのDX、そして5年前からはよりリアルな実業に飛び込み「移動のDX」をしています。多くの方から「自転車屋さんになったね」と言われますが、事実、自転車という世界で大きな挑戦をしています。

創業から3年め(名古屋)

創業した1997年とはどんな時代だったかというと、日本でインターネットが急速に身近になりはじめた時代でした。その直前の1996年末には、それまでダイヤルアップだった世界から一気にジャンプし、インターネットの常時接続が手頃な値段で使えるようになります。NTTによるOCNでした。続いてODNが生まれ、私たちの創業直後にDDIのDIONがはじまります。家庭で128kbpsという常時接続が使えるというのはあまりにも画期的なもので、「常にインターネットに繋がっていられる」ことで新しいチャンスを私たちにもたらしてくれました。その後のADSLが出てくるまでにはまだ何年かあります。Yahoo!BBの存在も画期的でした。15歳のインターネットが好きで好きでたまらず、インターネットのために働きたく、インターネットがいかに便利なものであるかを多くの人に伝えたいために仕事をはじめました。一方で、若さゆえということでゆるしていただきたいところですが、数多くの失敗も繰り返し、遠回りもし、低空飛行も続き、そして何よりお金のかかる商売を選んでしまったことをずっと先になってから理解し、多くの皆さんにご迷惑もおかけしました。

どれだけ多くの方々の支えがあっての今があるかというと、それはもう数え切ることができません。車いすだった私にあたたかく接していただいた方、会社が本当に大変だったときに手を差しのべてくださった方、叱ってくださった方、チャンスをくださった方、、。不思議なことですが、一つでも状況が異なっていたら今の私たちはありません。そして、この9,000日以上の日々、毎日常に分岐する道のりをどちらか選んできた結果、いま四半世紀という最初の大きな通過点を超えることができます。

いま、クララオンライングループはDX支援事業とモビリティ事業という大きな2つの事業セグメントで挑戦を続けています。私たちの祖業であるクラウドソリューション、日本と中国のクロスボーダーに取り組み続けているコンサルティング、スポーツのDXを進めるスポーツITソリューションにつづき、福岡・名古屋・東京・熊本で多くの皆さんに愛していただいているチャリチャリ、国内最大の中古スポーツ用自転車の買取販売を展開するバイチャリのほか、自ら自転車をつくることにもwimoを通じてチャレンジしています。自転車投資改めクララモビリティは、グループ内外のロジや整備という役割を担う存在になりつつあります。また、日中間の仕事を通じて商流を自ら創ることの必要性を感じ、カンガルーのマークをお借りしたセイノーアジアトレーディングが日本の様々な商品を中国を中心とした世界にお届けしています。

さらに、スポーツ×DXの豊富な経験や、チャリチャリでの地域に寄り添いながらでの成長という経験も通じ、2022年10月からは東京ユナイテッドバスケットボーククラブ(TUBC)がB3リーグへの参戦を予定しています。東京は江東区有明、私たちが2005年にはじめて東京に進出した際、最初にオフィスを置いた場所でした。バスケ参戦を見すえ、地域にグループ全体で取り組んでいきたいと考え、バイチャリも有明ガーデンのオープン時から出店しています。人と人の繋がりをスポーツを通じて取り戻したい、つくりたいというおもいで、TUBCはここからまた大きな挑戦をします。

クララオンラインのミッションである「次の時代を道づくる」は、自ら新たな道を切りひらき、そしてその道によって多くの方の仕事や生活が豊かになることを意図しています。そして、一貫してこの四半世紀、社会のために仕事をする、社会の成長を支える、多くの人の生活がより幸せに、豊かになるようにとおもい、社会での黒子としての仕事を選んできました。ミッションと仕事の選択は次の四半世紀も変わることはないはずです。なぜならば、それがそもそも大好きで、自分に与えられた使命であると考えているからです。

感謝

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