クララオンライン 自転車

自転車のリユースという世界

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バイチャリとクララオンライン

2018年にクララオンライングループに入った株式会社ちゃりカンパニー(バイチャリ)は、スポーツ用自転車を中心に、ミニベロ、パーツ類、そして最近は電動アシスト自転車も含めた買取と販売を行っています。私自身は買収まではまったくリユースの世界とは縁がありませんでしたが、この3-4年でリユースの世界の面白さを知ることになります。

バイチャリは、スポーツ用自転車のリユース分野で国内トップの流通量を誇っています。No.1という定義はそれぞれ皆さんにあるでしょうが、ご同業の中でも店舗数や流通高、買取量のいずれから見ても民間の信用調査機関や専門紙のデータなどから自信をもっていうことができます。ただ、このNo.1というのはクセモノです。まだここで誇るような話しでもありません。なにせ、依然として市場が小さいわけです。公園の砂場につくった小山のうえで「おら一番だ」といっててもそれはかわいらしいねで終わるだけで、そもそも目指しているのはここではないのです。

スポーツサイクルのリユース市場

スポーツ用自転車を専門に店舗展開や買取をされているところには、サイクリーさん、クラウンギアーズさん、バレーワークスさん、サイクルパラダイスさん、ビチアモーレさんなどがいらっしゃいます。買取だけをされてヤフオクで売られているリユース大手のプレイヤーもいらっしゃいます。もっとも、自転車の新車が販売されている台数と比べてリユースに回ってくる台数はほんのごく僅かでしかなく、そもそもまだリユース市場を認知していただくことができていないともいえます。

では参入が容易なのかというと、自転車業界全体のトレンドを把握しつつ、日々変動する買取相場や地域ごとのニーズの変化を見極めてつつ、整備やクリーニングを丁寧にすすめることで次のお客様に気持ちよくお乗りいただくという一連のプロセスは、専門店×リユースという特徴的な領域として「やってみると難しい」という声も聞こえてきます。とはいえ、日本のリユースのマーケットをもっと大きくするためには、業界全体のヨコの連携を広めていきたいとも思っています。

リユース市場の認知と信頼

昨年、警察の方たちとある防犯対策における連携を進めました。最初は現場から地域の警察署に電話してご相談をし、、、としていましたが、いわゆる1〜2万円のママチャリのリサイクルとの違いを言葉だけではうまくご理解いただきにくく、なかなか現場では進みませんでした。一方、どうしても私たちとしては進めいかないと防犯対策が強化できない、さらにはリユース市場の信頼にも影響すると考えた事案だったため諦めずに手を尽くしました。たまたまその時期に掲載された業界紙の記事を本庁の方が見てくださったりと幸運も重なりましたが、その途中では「こういう市場があるんですね」とのお言葉もあり、自分たちは出来上がりつつある市場だと感じているものの客観的にみるとまったくそうではない、と認識できました。

ポテンシャル

コロナが落ち着いたら、海外からの買付をしてみたいと考えています。日本国内のスポーツ用自転車のリユース市場は、あくまで国内で流通したものの二次流通でしか今はありません。もちろんそれでも十分に面白いものとたくさん出会えますが、すごくシンプルに言うと日本に入ってくる自転車やパーツは「国内の代理店さん」もしくは「自転車ブランドの国内子会社」が日本で流通させよっと思って絞り込んだ型番・ラインナップしかないわけです。パーツだけで見ても世界にはより多くのものが流通しています。直近の為替相場ではつらいですが、それでも日本のリユース市場がよりワクワクできるようにするためには海外買付は不可欠です。

参入時、自転車はECでは売れないという言葉を聞いていました。しかしcymaさんはそれを大きく覆したし、ご同業のクラウンギアーズさんも結果を出されています。私たちは店舗とECというハイブリッドですが、直営店舗だけで見てみても既に店頭販売とEC販売の流通規模はほぼ拮抗しはじめています。またECサイトで商品を見つけていただいてご来店いただくというお客様も大変多くいらっしゃいます。一品ものですから、在庫店で実際に見てから決めたいというニーズがおありです。お店はお店の楽しさがあり、ふらっとよって何があるかなーというのはどの時代になっても体験として有り続けるでしょう。

創業から四半世紀、まさか創業時には「自転車屋さん」をしているとはまったく思いもしませんでしたが、これもまた一つの運命です。

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